「Claude Codeがすごいらしい」と耳にするものの、何ができるのか、どこから触ればいいのか分からない。
しかも自分はエンジニアではない。そう感じて手を止めていませんか。
実は、Claude Codeは“コードを書く人専用ツール”ではありません。
Windowsユーザーでも、会計データやCSV、Excelファイルを扱う業務にそのまま活用できます。
ここで一度、基礎を整理しておきましょう。

Claude Codeとは何か?
Claude Codeとは、
指定したフォルダ内のファイルを読み込み、分析・修正・生成作業を実行できるAIツールです。
通常のチャットAIとの違いは、
「ローカルのファイルを直接扱えること」。
たとえば:
- 月次試算表を読み取って財務分析
- CSVを整形してレポート出力
- 複数ファイルの横断チェック
- ドキュメントの一括修正
こうした作業を、AIがフォルダ単位で処理します。
Windowsで使う方法は、大きく4種類あります。
- CLI版(ターミナル)
- VS Code連携
- デスクトップアプリ版
- Webブラウザ版
順番に整理します。
① CLI版(Windows PowerShell)
最も基本的な使い方です。
■ CLIとは?
CLI(Command Line Interface)は、黒い画面でコマンド入力する形式の操作方法です。
Windowsでは「PowerShell」を使います。
スタートメニューで「PowerShell」と検索すれば起動できます。
■ Claude Codeのインストール方法(Windows)
公式のQuickstartに従えば数分で完了します。
インストール
PowerShellに以下を貼り付けてEnter。
irm https://claude.ai/install.ps1 | iex
ログイン
claude
と入力してEnter。
Pro以上のClaudeプランが必要です。
■ フォルダを指定するのが最大のポイント
Claude Codeは「今いるフォルダ」を対象に動きます。
作業させたいフォルダに移動します。
cd "C:\work\my app"
現在地確認:
pwd
■ 実際の活用例(財務分析)
月次試算表(CSVやExcel)をフォルダに入れておき、
月次試算表ファイルを読み取り財務分析を実行し、経営アドバイスをまとめて。
と入力。
Python実行の許可を求められるので確認後承認。
数分で財務レポートが生成されます。
黒い画面に抵抗がなければ、最も軽量で強力な方法です。
② VS Code連携(おすすめ)
非エンジニアでも扱いやすい方法です。
■ VS Codeとは?
無料の統合開発環境(IDE)。
ファイル構造を視覚的に確認できます。
■ インストール手順
- https://code.visualstudio.com/download からWindows版をダウンロード
- exe実行で完了
■ Claude Code拡張機能を追加
- VS Codeを開く
- Ctrl + Shift + X
- 「Claude Code」を検索
- 提供元がAnthropicのものをInstall
その後、
Ctrl + Shift + P
→「View: Open View」
→Claude Code選択
で専用パネルが表示されます。
■ フォルダ管理の注意点
- File → Open Folder:単一フォルダ作業
- Add Folder to Workspace:複数フォルダ扱う場合
- New Window:作業分離したい場合
■ CLIとの違い
- 差分が見やすい
- エラー確認が容易
- 複数ファイル横断が楽
- UIで安心感がある
黒画面が苦手な人は、VS Code連携が最適です。
③ Claudeデスクトップアプリ(Windows)
黒画面がどうしても嫌な人向け。
■ ダウンロード
Windows版を取得し、インストール。
■ 使い方
アプリ上部の「コード」タブを選択。
フォルダを指定してプロンプト入力。
例:
このフォルダ内の月次試算表を読み取り、売上・粗利・利益の概況を要約して。
心理的ハードルが最も低い方法です。
④ Webブラウザ版(Claude Code on Web)
GitHub連携前提。
ローカルファイル作業には不向き。
エンジニア以外は通常チャット利用が中心になります。
Claude in Chromeとは?
Chrome拡張機能版Claude。
■ できること
- 表示中のWebページを分析
- PDFを読み取り競合分析
- 複数ページ横断
例:任天堂の決算短信PDFを開き、
「競合との優位性を分析して」
と入力。
ブラウザ内の内容を解析します。
■ 注意点
ローカルダウンロード後のファイルは触れません。
Web上で完結する作業向きです。
どれを選べばいいのか?
目的別に整理します。
- 黒画面OK・軽量重視
→ CLI版 - ファイル差分・複数管理したい
VS Code連携 - 操作を簡単にしたい
デスクトップ版 - Web上の分析が中心
Chrome拡張
非エンジニアでも使える理由
Claude Codeは「プログラマー専用」ではありません。
- 会計データ分析
- 契約書レビュー
- CSV整理
- レポート生成
むしろ定型業務が多い職種ほど恩恵を受けます。
まとめ
Claude Codeは難しいツールではありません。
違いは「どこから使うか」だけ。
Windowsユーザーでも、数分で環境構築できます。
黒画面が苦手ならデスクトップ版から始めれば問題ありません。
重要なのは、まず一度フォルダを指定して動かしてみること。
触れば、理解が一気に進みます。



