副業を始めたいと思っていても、平日は仕事があります。
帰宅後に食事や入浴、家事を済ませ、少し休んでいるうちに寝る時間になる。
休日も買い物や予定をこなせば、まとまった時間はそれほど残りません。
副業している人は、一体いつ作業しているんだろう?
「朝1時間早く起きる」「通勤時間を全部副業に使う」と考える人もいますが、生活によって使える方法は変わります。
睡眠を削って朝の時間を作れば、本業や副業に影響する可能性があります。通勤時間も、座れる電車と混雑した電車では使い方が違います。
副業する時間がないときは、1日から無理やり時間をひねり出すより、1週間単位で「使える時間」と「その時間にできる作業」を組み合わせるほうが現実的です。
平日は15〜30分の作業だけ進め、まとまった制作は休日へ回しても構いません。
毎日副業する必要もありません。
最初に、自分がどの状態なのか確認してみましょう。
| 今の状態 | 見直したいこと |
|---|---|
| 本当に自由時間がほとんどない | 本業・通勤・家事を含む生活全体 |
| 時間はあるが疲れて動けない | 作業する時間帯・作業内容 |
| 15〜30分しか空かない | 作業の分割方法 |
| 休日しかまとまった時間がない | 平日と休日の役割分担 |
| 副業情報を見るだけで終わる | 情報収集と実作業の割合 |
| 作業時間と副業の内容が合わない | 副業そのものの選び直し |
同じ「時間がない」でも、原因が違えば対処法も変わります。

結論|副業時間は「毎日2時間」なくてもいい
副業を始めるために、毎日2〜3時間の自由時間が必要とは限りません。
たとえば、
- 平日30分×3日
- 土曜日2時間
なら、週3時間30分です。
1か月を4週間として考えれば、約14時間になります。
14時間あれば、
- ブログ記事を書く
- Webライティングへ応募する
- デザインのポートフォリオを作る
- デジタル素材を作る
- 動画を編集する
- 商品ページを作る
といった作業を少しずつ進められます。
一方、毎日15分だけ確保できたとしても、すべての副業を同じようには進められません。
15分と相性のいい仕事もあれば、1〜2時間まとまっていたほうが進めやすい仕事もあります。
重要なのは、「何時間確保できるか」だけではありません。
何分の時間が、いつ、どの状態で取れるのかまで確認することです。
最初に「1週間の時間」を書き出す
副業時間を作る前に、一度だけ1週間の生活を確認します。
細かく1分単位で記録する必要はありません。
次の項目へ、大まかに何時間使っているかを書いてください。
| 項目 | 平日 | 休日 |
|---|---|---|
| 睡眠 | ||
| 本業 | ||
| 通勤 | ||
| 食事 | ||
| 入浴・身支度 | ||
| 家事 | ||
| 育児・介護 | ||
| 家族との時間 | ||
| 趣味・娯楽 | ||
| SNS・動画 | ||
| その他 |
ここで探すのは、「なくしても問題ない時間」だけではありません。
別の作業へ置き換えられる時間も探します。
たとえば、電車で30分通勤しているなら、その30分すべてを副業に変える必要はありません。
- 10分だけ案件を確認する。
- 昼休みの最後の10分で、記事の見出しを考える。
- 休日の午前中に1時間だけ制作する。
こうした組み合わせでも構いません。
反対に、生活を書き出した結果、本業と生活に必要な時間だけで一日が埋まっているなら、「SNSをやめれば時間は作れる」と単純には言えません。
時間の棚卸しは、自分を責めるためではなく、本当に使える時間がどこにあるか確認するために行います。
本業そのものが長引いて副業時間を確保できない場合は、先に本業の終わり方を見直したほうがよいケースもあります。
副業のために睡眠時間を削るのは避ける
時間を増やしたいときに、「1時間早く起きれば毎日1時間増える」と考えることがあります。
朝に副業すること自体は選択肢になりますが、就寝時間を変えず、睡眠だけ1時間短くする方法にはしないほうがいいでしょう。
厚生労働省の「健康づくりのための睡眠ガイド2023」でも、睡眠は心身の健康や認知機能を保つために重要な休養活動として扱われています。睡眠時間だけでなく、起床時に休養を感じられているかも確認するよう示されています。
副業のために毎日1時間睡眠を削れば、数字の上では週7時間増えます。
それでも、本業中に眠くなり、帰宅後の副業でも頭が動かなければ意味がありません。
時間を見直すときは、次の順番を目安にします。
先に見直す候補
- 目的なく見ているSNS
- なんとなく再生している動画
- 重複している情報収集
- 必要以上に長い買い物
- 毎日行っているが週数回でも困らない作業
- 副業とは関係のない副業情報収集
簡単に削らないもの
- 睡眠
- 食事
- 入浴などの生活時間
- 家族との必要な時間
- 休養
- 通院
- 本業に必要な時間
趣味もすべて削る必要はありません。
平日は本業、夜は副業、休日も副業という生活にすると、仕事をしていない時間まで全部「やるべきこと」になってしまいます。
副業は生活の上に追加する活動です。
土台を削りすぎると、長く続けにくくなります。
副業は数日だけ頑張るものではないので、使える時間を増やすことと同じくらい、残しておく時間も決めておきます。
厚生労働省も、副業・兼業では長時間労働を避け、健康管理へ配慮する必要性を示しています。雇用される形で複数の勤務先を持つ場合には、労働時間の通算が関係するケースもあります。

「時間がない」を4種類に分ける
同じ「時間がない」でも、原因によって対処は違います。
本当に自由時間がほとんどない
長時間労働、通勤、育児、介護などが重なっている状態です。
この場合、「時間の使い方を工夫すれば何とかなる」とは限りません。
副業の開始時期を遅らせる、週末だけ行う、仕事量の少ない副業を選ぶ、本業の働き方を先に見直す、といった判断も必要です。
副業のために毎日睡眠を削らなければ成立しないなら、現在の生活には作業量が多すぎます。
細かな時間はあるが、まとまった時間がない
通勤15分、昼休み10分、寝る前20分など、小さな時間はあるケースです。
この場合は、副業を工程に分けます。
たとえばブログなら、
- キーワードを決める
- 参考資料を探す
- 見出しを作る
- 導入文を書く
- 本文を書く
- 画像を作る
- WordPressへ入稿する
まで分けられます。
すべてを1回で完成させる必要はありません。
時間はあるが、疲れて動けない
帰宅後に1時間は空いていても、パソコンを開いて考える作業をする余力がないケースです。
これは「時間の確保」と「集中」の問題を分けたほうがよい状態です。
「1時間あるから1時間制作する」と考えず、平日の夜には軽い作業を置きます。
夜に難しい仕事を置かず、休日や朝へ移します。
平日夜は、
- 資料整理
- 誤字修正
- 画像の書き出し
- 商品登録
- ファイル整理
などへ変えます。
時間はあるのに集中できない場合は、時間を増やすより、作業内容を変えたほうが進むケースがあります。
仕事後にパソコンを開いても集中が続かない場合は、疲れた夜でも副業を進める方法を別記事で整理しています。
副業に使える時間を全部「勉強」に使っている
これは意外と見落としやすい状態です。
毎日30分、
- YouTubeで副業情報を見る
- SNSで成功例を見る
- AIツールを調べる
- SEOを勉強する
- おすすめ副業を探す
と続けていれば、かなりの時間を副業関連へ使っています。
けれど、成果物は増えません。
勉強の時間と、実際に作る時間を分けてください。
週3時間取れるなら、
情報収集:30分
制作・応募・公開:2時間30分
のように、実行する時間を多く残します。

5分・15分・30分・1時間でできる副業作業
「15分あれば副業できる」というより、15分に合う仕事を用意すると考えます。
5分でできること
- 今日行う作業を一つ決める
- アイデアをメモする
- 明日の作業を書く
- メールを1件確認する
- 商品の誤字を確認する
- ファイル名を整理する
- 応募候補を一つ保存する
5分で大きな成果物を完成させようとしません。
次の作業を始めやすくする準備へ使います。
15分でできること
- ブログの見出しを3つ考える
- 記事タイトルを5案出す
- 参考資料を2〜3件読む
- 募集案件を確認する
- 応募文の一部を書く
- SNS投稿を1本作る
- 素材を整理する
- 商品説明の一部分を直す
- 動画の短い区間をカットする
- 翌日の作業準備をする
30分でできること
- 記事本文を一部分書く
- デザインの修正を進める
- 小規模案件へ応募する
- 商品画像を1枚作る
- 短い動画へ字幕を付ける
- ポートフォリオを更新する
- 商品登録を進める
- 競合を3〜5件確認する
平日に副業時間を作るなら、30分は比較的扱いやすい単位です。
毎日でなくても構いません。
週3回30分でも、週1時間30分になります。
1〜2時間あるときに行うこと
- 新しい記事を書く
- デザインの初案を作る
- 動画をまとめて編集する
- 商品を制作する
- ポートフォリオ作品を作る
- サービス内容を考える
- Kindle原稿を書く
- 新しいスキルを学びながら制作する
考える仕事、制作の初期段階、長い編集作業は、まとまった時間へ回します。
平日と休日で「役割」を変える
副業時間を毎日同じように使う必要はありません。
自由に使える時間が少ない会社員ほど、平日と休日で役割を変える方法が使いやすくなります。
会社員なら、
平日=小さく進める
休日=まとまった制作をする
と分ける方法があります。
ブログの場合
平日
- キーワード確認
- 公式情報の確認
- 見出し作成
- 文章の修正
- 画像準備
- WordPress入稿
休日
- 新規記事執筆
- 全体のリライト
- 画像制作
- サイト改善
動画編集なら、平日は素材確認や字幕修正、休日はまとまった編集作業へ回す。
デジタル商品販売なら、平日は商品説明や登録、休日は商品そのものを作る。
作業を何度も切り替えると、そのたびに前の仕事から次の仕事へ注意を移す必要があります。
タスク切り替えや中断には認知的なコストがあることが研究されています。
一回の作業を中断すると、前の作業について考え続ける「attention residue(注意の残留)」が起こり、次の作業のパフォーマンスへ影響することが研究で示されています。
短時間しかない日は、複数の仕事を少しずつ触るより、「今日は商品説明だけ」のように、一種類へ寄せたほうが進めやすくなります。

会社員向け|副業時間の作り方5パターン
副業時間は「毎日2時間」のように固定しなくても作れます。
生活によって使いやすい形は違います。
毎日同じ時間を確保できなくても問題ありません。
パターン1|平日30分×3+休日2時間
週3時間30分
- 月曜日
- 休み
- 火曜日(30分)
- 資料確認
- 準備
- 水曜日
- 休み
- 木曜日(30分)
- 制作
- 金曜日(30分)
- 修正
- 整理
- 土曜日(2時間)
- まとまった制作
- 日曜日
- 休み
毎日副業するのが重い人に向いています。
完全に副業をしない日を残せます。
パターン2|通勤15分×4+休日2時間
週3時間
通勤時間にできる仕事だけを平日へ置きます。
- 情報収集
- 案件確認
- アイデア
- 見出し
- メモ
- 修正箇所の確認
パソコンが必要な制作は休日へ回します。
電車が混雑している、乗り換えが多い、通勤だけで疲れる場合は無理に使いません。
パターン3|休日だけ3〜4時間
平日は本業に集中し、土日のどちらかだけ副業を行います。
向いているのは、下記のような細切れ時間では進めにくい副業です。
- 動画編集
- Web制作
- デザイン
- ハンドメイド
- 撮影
「副業=毎日行うもの」と考えなくても構いません。
パターン4|朝30分×3+休日1時間
夜になると疲れて動けない人向けです。
この場合も、起床時間だけを30分早めるのではなく、必要な睡眠時間を確保できるよう就寝時間も調整します。
睡眠を減らして副業時間を追加する形にはしません。
睡眠時間を減らして朝活を追加する方法にはしません。
パターン5|繁忙期は維持作業だけ
毎月同じように働けない人もいます。
本業の繁忙期には、
- メール確認
- 既存商品の管理
- 次に行うことをメモ
- 売上記録
だけにして、新規制作を減らします。
繁忙期が終わったら、再び制作量を戻します。
副業の量を年間ずっと一定にする必要はありません。
時間がない人ほど「次にやること」を残す
短時間の副業で大きなロスになるのが、「今日何をするんだっけ?」と考える時間です。
作業を終えるときに、次の一動作を書いてください。
悪い例
- ブログの続き
- デザイン修正
- 動画編集
良い例
- H2「副業時間を作る5つの方法」の1つ目から書く
- ファーストビューの写真を差し替えて文字サイズを36pxへ変更
- 12:30〜15:00の無音部分をカット
次回、ファイルを開いてすぐ作業できます。

「やることリスト」より「時間別リスト」を作る
一般的なToDoリストは、こう並びます。
- ブログを書く
- 動画編集
- SNS投稿
- 商品制作
- 案件応募
これでは、15分空いたときに何を選べばよいかわかりません。
副業時間が少ない人は、次のように分けます。
- 5分
- アイデア
- メモ
- 次回準備
- 15分
- 見出し
- 調査
- 案件確認
- 簡単な修正
- 30分
- 執筆
- 応募
- 商品登録
- 画像制作
- 1時間以上
- 新規制作
- 動画編集
- ポートフォリオ
- 学習
空いた時間に合わせて、そのリストから一つ選びます。
15分空いたら15分リストから一つ選ぶだけです。
タイマーで時間を区切る方法もある
「30分だけ」と決めても、作業を始めると時間を使いすぎる人は、タイマーで終了時刻を決めても構いません。
スマートフォンでも十分ですが、スマホを触るとそのままSNSや通知を見てしまう場合は、机に専用タイマーを置く方法もあります。
時間がないなら、副業そのものを変えたほうがいい場合もある
時間管理だけでは解決できないケースがあります。
たとえば、平日に15〜30分しか取れず、休日も予定が多いのに、
- 長時間の動画編集
- 現地で行う撮影
- 対面サービス
- 大規模なWeb制作
を選んでいる場合です。
現在の生活と作業時間が合っていません。
工程を分けやすい副業なら、細切れ時間を使いやすくなります。
たとえばブログ、note、Webライティング、デジタル素材販売などは、調査・制作・修正・公開と工程を分けて進められます。
一方、対面の仕事やまとまった制作時間が必要な仕事は、30分の空き時間を何回も集めるより、休日に時間をまとめたほうが取り組みやすくなります。
「自分がやりたい副業」だけでなく、自分が用意できる時間で続けられる副業かも確認してください。
今の生活に合う副業から選び直したい場合は、「副業が決まらない人へ」で候補を絞る方法をまとめています。
副業時間を作るために「やらないこと」も決める
新しく副業を追加するなら、今までの生活へそのまま作業を足すだけでは時間が足りなくなることがあります。
そこで、増やすことと一緒に減らすことも決めます。
毎日副業する
週3日で進められるなら、毎日行う必要はありません。
すべて自分で学んでから始める
必要な知識を全部覚えるまで待つと、制作や応募へ進めません。
必要になった内容から調べます。
SNSを複数運用する
副業開始時からX、Instagram、TikTok、YouTubeを全部使う必要はありません。
必要な場所から始めます。
毎回ゼロから作る
文章の型、ファイル構成、見積書、メール文面など、繰り返すものはテンプレート化します。
成果と関係の薄い情報収集
新しいAIツール、副業ニュース、成功者のSNSを毎日追っても、自分の商品や実績が増えるとは限りません。
一日に複数の副業を触る
ブログを書いた直後に動画編集、その後に商品制作と頻繁に切り替えるより、その日の作業を絞ります。
完璧な状態になるまで公開しない
実際に公開・応募できる品質まで整ったら、一度外へ出します。
反応を見てから直せるものは、公開後に改善します。
家事や生活時間を短縮するときの考え方
副業時間を作るために、生活のあらゆる行動を効率化する必要はありません。
一方、本人が負担に感じている家事であれば、
- ネットスーパー
- 食材宅配
- まとめ買い
- 作り置き
- 食洗機
- ロボット掃除機
- 家事分担の見直し
などで時間を作れるケースがあります。
時短家電を買えば必ず元が取れるわけではありません。
購入価格と、自分が何時間節約できそうかを比べてから決めます。
副業収入がまだない段階で、時間を作るための商品を大量に買わないようにしてください。
スマートフォンを見る時間は全部無駄なのか
SNSや動画を見ている時間があるから、「本当は副業する時間がある」と言われることがあります。
必ずしもそうとは限りません。
本業で疲れ、何も考えず休むために使っている時間まで、すべて副業へ変える必要はありません。
確認したいのは、「本当に休めているか」です。
30分SNSを見た後に気分が軽くなるなら、休息として機能しているかもしれません。
気づけば1時間経ち、寝る時間が遅くなり、後悔しているなら、一部を減らす余地があります。
「娯楽をゼロにする」のではなく、自分に必要な休息と惰性で続いている時間を分けます。

1週間単位で考える
「今日は副業できなかった」と毎日判定すると、残業や予定が入るたびに失敗した感覚になります。
会社員なら1日より1週間で見たほうが扱いやすいです。
たとえば、
今週の目標
・記事の構成を完成
・本文を1,500文字
・画像を1枚
合計3時間程度
と決めます。
火曜日にできなければ、木曜日へ移す。
平日に進まなければ、土曜日に1時間追加する。
週の中で調整できます。
副業時間を記録するときは「時間」だけを見ない
1週間試したら、次を記録します。
| 日 | 作業 | 時間 | 完了したもの | 状態 |
| 火 | 記事構成 | 30分 | 見出し6個 | 普通 |
| 木 | 本文 | 30分 | 500文字 | 疲れ気味 |
| 土 | 本文・画像 | 120分 | 記事完成 | 集中できた |
ここから、
- 何時なら進みやすいか
- 何分なら無理なく続くか
- どの作業が夜に向かないか
- 準備に時間がかかりすぎていないか
を確認します。
「今週5時間できなかった」だけでは、改善点がわかりません。
15分は「収入を作る時間」ではなく「仕事を止めない時間」
現行記事では、15分を副業時間の中心にしていました。
リライト後は位置づけを変えます。
15分だけで収益が発生するとは限りません。
それでも、
- 次の見出しを作る
- 応募先を確認する
- 画像を1枚修正する
- 翌日の準備をする
といった作業には使えます。
つまり15分は、「15分で稼ぐための時間」ではなく、
副業を完全に止めないために使える短い時間です。
まとまった作業は30分、1時間、休日へ回します。
この使い分けなら、「15分しかないから何もできない」と考えずに済みます。
副業をしない日も予定に入れる
毎日の空き時間を副業で埋めると、仕事をしていない時間まで義務になります。
休みの日を決めてください。
たとえば、
月:休み
火:30分
水:休み
木:30分
金:休み
土:2時間
日:休み
でも、週3時間です。
毎日30分なら週3時間30分なので、差は30分しかありません。
毎日続けること自体を目的にせず、自分が維持できる形を選びます。
時間は作れたものの、数週間すると副業そのものをやめてしまう場合は、継続できなくなる原因も別に確認してみてください。

時間はあるのに副業を始められない場合
30分や1時間は確保できている。
それでも、なぜか副業へ取り掛かれない。
この場合は「時間がない」問題から少し離れます。
作業内容が曖昧だったり、成果が出ず嫌になっていたり、仕事後の疲れが残っていたりすると、時間だけ確保しても進まないことがあります。
副業時間をさらに増やす前に、何が始める邪魔をしているのかを確認してください。
時間は確保できているのにやる気が出ない場合は、「副業のモチベーションが出ない原因7つ」で着手できない原因を分けています。
副業する時間が本当にないときはどうする?
1週間を書き出しても削れる時間がほとんどない。
睡眠を削らなければ週1時間も作れない。
そんな生活もあります。
その場合、「忙しいのは言い訳だから頑張る」と無理に副業を追加する必要はありません。
選択肢は副業を追加することだけではありません。
- 本業の残業を減らせないか確認する
- 通勤時間を短縮できないか検討する
- 転職を含めて働き方を見直す
- 固定費を減らす
- 家事分担を相談する
- 繁忙期が終わってから始める
- 今は副業候補を決めるだけにする
厚生労働省も、副業・兼業では労働時間や健康管理が重要な課題になると案内しています。副業を増やすことだけを優先せず、本業と合わせた働き方として考える必要があります。
「時間がないのは努力不足」と決めつける必要はありません。
副業を入れる余白がない生活もあります。
副業によって収入を増やすことと、本業・生活を維持することを比べ、現在はどちらを優先するか決めます。
よくある質問
副業は1日何時間必要ですか?
一律には決まりません。
副業の種類、目標、納期、現在のスキルによって必要な時間は変わります。
平日30分を週3回、休日2時間でも週3時間30分を確保できます。
毎日長時間行うことより、確保できる時間で終えられる仕事量を決めるほうが現実的です。
1日15分でも副業できますか?
15分で進められる工程はあります。
記事の見出し作成、案件確認、簡単な修正、商品登録などです。
一方、15分だけで副業全体を完結できるとは限りません。
短時間でできる作業と、休日などに行うまとまった作業を組み合わせます。
平日の夜は疲れて副業できません
夜に考える仕事を置かない方法があります。
記事構成、新規デザイン、企画などは休日や朝へ移し、平日の夜は修正、整理、登録などへ回します。
時間は取れているのに集中が続かない場合は、作業環境や疲労も確認してください。
朝活したほうがいいですか?
夜より朝のほうが作業しやすい人には選択肢になります。
起床時間だけを早めて睡眠時間を短くするのではなく、就寝時刻も含めて調整してください。
15〜30分から試し、日中に眠気が出る場合は元の時間へ戻してください。
子育て中でも副業できますか?
家庭の状況によります。
毎日固定時間を作るのが難しい場合は、時間別のタスクリストを作っておく方法があります。
家事・育児を一人で抱えている場合は、副業時間を作る前に家庭内の分担を相談する必要があるケースもあります。
土日だけでも副業できますか?
可能です。
動画編集、Web制作、デザインなど、まとまった時間が必要な仕事は土日型とも相性があります。
平日は本業へ集中し、休日にまとまった時間を取るほうが合う仕事もあります。
副業の頻度より、納期や必要な仕事量を守れるペースかどうかを確認してください。
スキマ時間だけでできる副業はありますか?
工程を分割しやすい仕事は、短い時間を使いやすくなります。
ブログ、note、Webライティング、デジタル素材などは、調査・制作・修正・公開を分けられます。
一方、まとまった拘束時間が必要な仕事もあるので、「スキマ時間副業」という名前だけで判断せず、実際の作業工程を確認してください。
まとめ|副業時間は「空いている時間」ではなく「使える時間」から作る
副業する時間がないとき、毎日2時間を無理に作る必要はありません。
確認するのは、
- 1週間の生活を書き出す
- 睡眠や必要な休養は削らない
- 5分・15分・30分・1時間以上の作業を分ける
- 平日と休日で仕事を分ける
- 次にやることを具体的に残す
- 一度に扱う作業を減らす
- 生活と合わなければ副業の種類も見直す
- 1日ではなく1週間で進捗を見る
という流れです。
15分しか取れない日は、15分で終わる仕事をする。
1時間ある日に、まとまった制作をする。
疲れている日は、翌日の準備だけにする。
休日に余裕があれば、そこで一気に進める。
毎日同じ時間、同じ能力で働く必要はありません。
最初に行うなら、明日から副業時間を増やそうとする前に、直近1週間の平日と休日を一度書き出してください。
そこから「副業へ使っても生活が崩れない時間」を30分でも見つけます。
その30分で何を終えるかまで決めれば、副業は「時間ができたら始めるもの」から、今の生活の中で少しずつ進められる仕事へ変わります。




